夜勤中の休憩時間の使い方
配置されている人数が少ないからこそ、夜勤の時はしっかりと休憩を取ることが大切です。夜勤の休憩時間には仮眠の時間も含まれているため日勤より長めに設定されていることが多いのですが、適当に過ごすのではなくしっかりと身体を休めることを意識しましょう。
スマホやテレビを見て過ごす
誰かと雑談してストレスを発散するのもいいですが、夜勤はもともと配置されている人数が少ないため1人で休憩をとることも少なくありません。そのような時に便利なのがスマホです。SNSを見ながら興味のあるものをチェックしたり、同じ看護師仲間のつぶやきを見たり、ゲームをしたり、といろいろできます。没頭し過ぎてあっという間に休憩時間が終わってしまうこともありますが、会話のタネにもなるので他の看護師とのコミュニケーションに役立ったりします。
休憩室に設置されているテレビを見て過ごすのもいいでしょう。時間帯によっては見たい番組がなかったりもしますが、頭を空にして何も考えずに済むので気を休めるには効果的です。
夜勤は少ない人数で業務をまわしているため、プレッシャーも人一倍感じることでしょう。常に気を張って仕事をしているため擦り切れないためにもしっかりと休憩することが大切です。
夜勤の仕事 夜勤の時こそしっかりと休憩することが大切ですが、「なぜ休憩が重要なのか」その理由を分かりやすく紹介しています。
仮眠をとる
夜勤は普段仕事をしている時間帯に働いているため、どうしても眠たくなってしまう場合があります。頭や身体を休めるのは看護師にとって大切なことです。無理して起きようとしても逆効果になってしまうので、素直に仮眠をとりましょう。夜勤の休憩中に仮眠をとる重要性については以下のサイトで分かりやすく解説しています。
仮眠は夜勤看護師の特権 仮眠を取る重要性は? 仮眠の重要性や意欲を高める仮眠のとり方について記載されています。
仮眠の姿勢
横になっても構いませんが本格的に寝入ってしまう可能性があります。座ったまま目を閉じて仮眠をとった方がその後の仕事に影響がありません。椅子に座って首が心臓よりも高い位置にある姿勢をキープしましょう。それだけでも入ってくる情報が格段に減るので頭の休息になります。
仮眠する時は目を閉じる前にカフェインをとりましょう。カフェインには眠気覚ましの効果があるので仮眠する前に摂取するのは意味がないと思うかもしれません。しかし、カフェインの効果はすぐに表れるものではなく、大体30分程かかるといわれています。仮眠を長めにとる人もいますが、長くなると目が覚めにくくなりますし頭や体が寝ぼけた状態になってしまうためすぐに仕事に戻ることができません。理想的な仮眠は15分~30分くらいとされているので、ちょうど仮眠が終わるころにカフェインの効果が表れはじめます。すっきりと目が覚めるでしょう。